見慣れた楽譜から離れる
誰でもうっかりして、自分でも信じられないようなことをしてしまうことがあるもの。先日、レッスンにいらして「あっ、楽譜を持ってくるのを忘れた!」と大慌てをした生徒さんがいらっしゃいました。
続きを読むクレッシェンドとデクレッシェンドを上手に弾くコツ
All Aboutに『クレッシェンドとデクレッシェンドを上手に弾くコツ』という記事をアップしました。「だんだん強く」「だんだん弱く」のだんだんはなんとも曖昧な表現ですが、演奏する時は感覚に頼らず、あらかじめどのぐらい音量を変化させるのか楽譜をよく見てイメージをかためておくことが大切!どんな曲にも必ずといっていいほど記されているクレッシェンドとデクレッシェンド。レッスンの中で、注意する頻度の高いポイントをまとめましたので参考にしてみてください。
続きを読む光のプレリュード
銀座・教文館で開かれている藤城清治さんの影絵展「幸せを呼ぶ光」へ行って来ました。以前から藤城さんの影絵の大ファンですが、特にピアノが描かれている作品には惹かれます。今回も、ピアノが主役の素敵な作品が展示されていましたので、作品に添えられていたメッセージと合わせてご紹介させていただきます。
『光のプレリュード』(1984)
グランドピアノほど美しい形はない。美しい音を追及して生まれたすてきな形、グランドピアノはオーケストラの根幹で楽器の王様、姉がピアノを弾いていたから、家にはこどもの頃からピアノがあった。自分が弾かなくても、ぼくのスタジオには必ずピアノがなくてはならない。ピアノはぼくの光と影の原点。夜の静かな海の上を月に向かって何台ものグランドピアノが空をとんでゆく。美しい音色が夜空に響きわたる。