ピアノ発表会のステージ花
先日、教室のコンサートが無事に終了しました。
コンサートの様子については他のブログでも書いたので、こちらではピアノに直接関係はありませんが、当日ステージを華やかに飾ってくれたスタンド花についてご紹介したいと思います。
発表会のステージに飾られるスタンド花は、通常コンサートが終わると舞台裏に運び、演奏した生徒さん達に分けてお持ち帰り頂きます。
でも、これが意外に厄介で以下のような理由でため息の原因になります。
スタンド花の悩み
- 落ちた葉っぱや花びらで舞台裏の床が汚れる⇒掃除をしなければならない
- 急いで人数分に分けるので、花の本数や色合いなどバランスが悪い
- 全員に行き渡るまで時間がかかる
- 急いでセロファン紙に巻いて輪ゴムでくくるので、バラバラになりやすい
スタンド花はステージを華やかにしてくれるので有り難い反面、この厄介な花分けの作業を考えると「ステージ花はなくてもいいかしら?」とふとそんな気もしてきました。特に、私の教室は大人の生徒さんばかりなので、皆さん、本音は「持って帰るのが邪魔、花なんていらない!」と思っていらっしゃるのではないか?ということで、数名に探りを入れてみることに。すると「コンサートの後でお花を頂けるのは嬉しいです!」というお答えが。聞いてみて良かった!
確かに、皆さんの日頃の練習の成果を披露する晴れ舞台にお花がないのもちょっと冷たい感じ……ということで、今回は気合いを入れてスタンド花の悩みを解決してくれそうな花屋さんを探してみました。
こういう時にインターネットは本当に有り難い!検索すると出てくる出てくる、たくさんの発表会用スタンド花!その中で、一番私がピンと来たのが今回お世話になった『Sibe.』というフラワースタジオです。
ネットで見たSibe.さんが手掛けた発表会のスタンド花は、既にセロファンで包まれ小分けにされた花束で作られていました。終演後は、スタンドから花束を抜いて生徒さんにお渡しするだけ!実は以前、知人の発表会でそれに似たものを実際に見たことはあるのですが、形が悪くあまり美しくなかったので、やはりこのアイデアを実用化するのは難しいのだろうと思っていました。
でも、Sibe.さんのスタンド花はバランスも花のセンスも良く、スタンド自体もとてもおしゃれ!気に入りました。ただ、わたし的にはセロファンまでスタンド花に混ざって見えているのはあまり美しいとは思えなかったので、セロファン抜きで作ってくれるようにお願いしました。
セロファンがないと、束を抜いていく時にどうしても葉っぱが触れ合って多少は床を汚してしまうということで、なるべく葉落ちのしない花材を使ってくれることに。そして、セロファン紙だとクルクル巻いて下で留めるという作業が必要になり、これもまた葉っぱが落ちる原因になるし時間もかかるので、既に袋状になっていて花束を差し込めばいいだけのフラワーパックをご用意頂きました。更に、輪ゴムではなく「大人っぽい色合いのリボンを用意させて頂きました」というお心遣いを頂き感激!
おかげ様で終演後は、驚くほど素早くメンバー全員にお花が行き渡り、みんなで床を掃除する必要もなく、スピーディーに打上げ会へと移動することができたのでした。
Sibe.さんに感謝!次回もまたお願いしたいと思います。
【Sibe.ご案内】
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