Viva!ピアノライフ

All About ピアノガイド北條聡子のブログ

鍵盤が剥がれるかも?ヤマハのリコールピアノ一覧表

日本を代表する楽器メーカー「ヤマハ」のピアノ。世界的に活躍するプロのピアニストが愛奏したり、コンクールのステージで一流のスタインウェイやベヒシュタインなどと並んで登場する機会も多く、そのクオリティの高さは折り紙付きです。 鍵盤が剥がれる可能…

剥がれるヤマハの鍵盤!海外でも被害が。

3ヶ月ほど前、以前私が投稿した「剥がれる鍵盤!ヤマハのプライドはどこへ?」を読んだイタリア在住のかたからメールをいただきました。 aobapiano.hatenadiary.com イタリアで購入したヤマハのピアノの鍵盤が次々と剥がれ、驚いていろいろと調べていくなか…

言ったことありませんか?「家では弾けていたのに……」

レッスンでの嘆き しっかり練習してレッスンに行ったのに、先生の前で弾くとミスを連発してしまい、思わず言ってしまったこと、ありませんか? 「家ではもう少し弾けていたんですけれど……。」 先生の前で、家で弾くのとまったく同じように弾くのは無理として…

アンヌ・ケフェレックを聴く

フランスのピアニスト、アンヌ・ケフェレックのリサイタルに行ってきました。2020年に予定されていたものが、コロナで延期になりようやく開催されたものです。 コロナ時代に突入して以来、私にとっては実に2年以上ぶりのホールで聴くプロの生演奏でした。 プ…

剥がれる鍵盤!ヤマハのプライドはどこへ?

ヤマハの鍵盤が剥がれる! 先日、教室の生徒さんからショッキングな写真を見せられました。 去年買ったばかりのヤマハの中古ピアノ(2013年製)の鍵盤が、どんどん剥がれていくというのです! ピアノを購入した楽器店に連絡すると、ある期間に製造されたヤマ…

ピアノで奏でる「絆」

今日は「KIZUNA PIANO」というプロジェクトをご紹介します。 KIZUNA PIANO プロジェクトとは 異なる文化や価値観、極端な愛国心による「分断」の風が吹くなか、突然世界を襲ったコロナの猛威。このような時だからこそ、言葉や人種の壁を越え、音楽を起点とし…

選曲のヒント

「次は何の曲を弾こうかな?」と、いろいろな曲を聞いたり迷ったりしている時間って、なんだかわくわくしませんか? でも、自分で決めるとどうしても好みのタイプ・作曲家の曲に偏ってしまいがち。 それも悪くはないけれど、食わず嫌いと同じで、「弾かず嫌…

一日一曲、365日分の楽しみ

「Withコロナ」の生活も一年となりました。家にいる時間が増え、今までやっていなかった新しいことを始めたという話しをよく耳にします。 私も最近始めたことがあり、思っていた以上に楽しいので、こちらでご紹介してみようと思いました。 一日一曲、日めく…

演奏が変わる!鍵盤からの指の離し方

ピアノを教え始めて30年以上経ちますが、いまだに「こういう時はこのように注意してあげると効果がでる!」とか「こういう表現で説明すると伝わりやすい!」といった気づきや発見があります。 弾けないで苦労していた生徒さんが、私のひとことでスッと弾ける…

ピアノ脱力法いろいろ

■ たかが脱力、されど脱力 「肩を上げないで!」「手首をやわらかく!」など、ピアノのレッスンを受けたことがある人は、誰でも一度は脱力の注意をされたことがあるのではないでしょうか?楽譜に書かれた音符を見ながら弾く事に夢中になっていると、いつの間…

心あたたまるイギリス音楽コンサートのご案内

イギリスの作曲家で真っ先に頭に浮かぶのは誰でしょうか?たいていの人は「威風堂々」や「愛の挨拶」を作ったエルガーではないでしょうか。でも、他にもこ~~~んなにいろいろと素敵な曲があるんですよ!と、イギリス音楽をこよなく愛する友人が企画した<…

同じ楽譜でも演奏に違いが出る理由

以前アップしたAll Aboutの記事「ピアノで同じ楽譜を弾いても演奏に違いがでる理由」内に、実際に聞き比べて頂くためのリンクを追加しました。 allabout.co.jp 同じ楽譜を見て弾いても、演奏に違いが出るのは当たり前ですが、具体的にどういう点によって違い…

暗譜は苦手?

だいぶサボってしまいましたが、久しぶりに新しい記事をアップしました。 趣味で楽しむピアノは、必ずしも暗譜で弾いたほうがいいとは思いませんが、いつでもどこでも楽譜なしでパッと弾けるレパートリーを何曲かもっていると素敵ですね! 練習しているうち…

「卵形の手で弾く」はタブーなのか?

先日、教室のメンバーから「引越しをして本を整理していたら、同じ本が二冊出てきたので一冊もらってください。」とこちらの本を頂きました。 以前買って読んだのを忘れて、また同じ本を買ってしまったとのこと。私も最近、日常生活のあちこちで自分でも信じ…

ALL ドビュッシー・プログラムのリサイタル

フランスを代表するピアニストの一人、パスカル・ロジェの全曲ドビュッシー・プログラムのリサイタルへ行ってきました。 神奈川芸術協会主催のアフタヌーンコンサートシリーズの一環として開かれたリサイタル。誰もが聴いたことのある名曲をトップアーティス…

演奏中の「?」 は音に伝わる

ピアノを弾いているときに、実は内心こんなことを考えながら弾いているということはありませんか? 「リタルダンド(だんだん遅く)は、どのぐらいゆっくりすればいいのかな?よくわからないけれど、適当に遅くしておこう。」 「本当はここで弱くしたくない…

ドビュッシーを弾くのなら

前回の「ピアノのペダルは耳で踏む」の中でご紹介した、私がレッスンで使っているドビュッシーの楽譜についての問い合わせを何件かいただきましたのでご案内します。ピアニストの中井正子さん校訂の「実用版 ドビュッシーピアノ作品全集」です。ピアノ学習者…

ピアノのペダルは耳で踏む!?

軽やかに流れる美しいパッセージで始まるドビュッシーの「アラベスク1番」。ピアノ名曲集には必ずといっていいほど収められていて、ピアノを習っている人なら誰でも一度は弾きたいと思う人気の曲。私も今までに何人もの生徒さんにレッスンしてきました。楽…

ピアノを続けるかどうか迷った時におすすめの本

先日、『あなたがピアノを続けるべき11の理由』という本を読みました。タイトルには「続けるべき理由」と強く押し付けるようなニュアンスの言葉が使われていますが、内容は決して説教調のものではありません。プロの音楽家だけでなく落語家や科学者など11人…

新記事「ピアノ発表会におすすめの曲」

以前からリクエストを多く頂いていた、発表会におすすめの曲をまとめた記事をアップしました。レベル別にしたうえ、ざっくりと「明るい系」「憂い系」「ダイナミック系」など雰囲気別に分け、更に参考演奏の動画をリンクしてみました。記事の中にも書きまし…

おすすめ映画!ピアノ教師が教える人生のうつくしさ

「シーモアさんと、大人のための人生入門」という映画を観て来ました。俳優イーサン・ホークの初監督作品。ピアノに限らず、レベルを問わず、楽器を演奏する人には是非観ていただきたい映画。音楽の素晴らしさ、ピアノを奏でることができる喜びを改めて感じ…

練習を始めるなら今!ピアノで奏でるクリスマス

「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますが、ここ1週間でグッと気温が下がり ”過ごしやすくなった” どころか、朝晩は ”肌寒い” と感じるほどになりましたね。季節の移り変わりを感じ嬉しい半分、少し寂しい感じもします。9月に入るとすぐに、マネキン人形はすっか…

子供でなくても弾きたい「子供のための」ピアノ曲

先日、ピアノ教室を開いている友人達と会った時に、曲名に「子供のための」という言葉が入っていると生徒さんが弾きたがらないで困る、という話しになりました。シューマン、チャイコフスキー、カバレフスキー、バルトーク、ギロックなど、初級レベルの人が…

上手にピアノを弾くヒント満載!YouTubeを活用する

無料投稿サイトYouTube。ユニークな動画でよく話題になりますよね。ピアノでは、自分が練習している曲の聞き比べをする時にYouTubeを活用している人も多いのではないでしょうか?無料でプロ・アマ問わずいろいろな人の演奏を聞くことができるYouTubeは本当に…

哀悼 中村紘子さん

ピアニストの中村紘子さんが26日に亡くなられました。大腸がんで闘病生活を送っていらしたことは報道で知っていましたが、演奏活動は断続的に続けていたので、良い方向にむかっていらっしゃるのだと思っていました。つい先日、日本人女性の平均寿命女性は87…

世界初!? ピアニスト専用シューズとは?

『ペダル・テクニックが上がる!』という、ピアニストにとってはとても魅力的なキャッチコピーのピアニスト専用シューズがあるのを知っていますか?快適な履き心地をうたった普通の靴はたくさん販売されていますが、ピアニスト専用の靴は何が違うのかという…

実はショパン作曲なのに……

先日生徒さんから、ショパンに挑戦してみたいと相談され「短いけれど、この曲どうでしょう?」と『前奏曲集』(作品28)7曲目のさわりを弾いたら「えっ!これ、太田胃酸のコマーシャル曲じゃないですか!?」とビックリされました。あのよく知られた太田胃酸…

音楽は言語みたいなもの

先日、マエストロ・プロフォンドの『すてきにピアノ』(全5巻)の第3巻「完璧な練習法」をご紹介しましたが、このようなノウハウ本はレッスンの参考になるので、私も日頃からできるだけ目を通すようにしています。特に良いと思った本は、こちらや教室のブロ…

梅雨時のピアノメンテナンス

今日は梅雨らしく、朝からシトシトよく降った一日でした。これから梅雨明けまでの約一ヶ月はピアノにとっても憂鬱な季節です。電子ピアノの場合は心配ありませんが、パーツの大部分が木で作られているアコースティックピアノにとって湿気は大敵!私も過去に…

試してみる?「完璧な練習法」

一生懸命練習してレッスンに行ったのに、先生の前で弾くと思ったように弾けず「家ではもう少し上手に弾けたのですが……」と言った経験のある人はたくさんいるはず。私もその一人です!先日、ピアノ教室を開いている友人が、「家では上手に弾けていたのに」と…

その差って何?100万と1000万円のピアノ

All Aboutに新しい記事をアップしました。一番安いベーシックなグランドピアノと、1000万円を超える上級モデルのグランドピアノの違いはどこにあるのか?ヤマハ銀座店での取材に基づいて書いた記事です。実際にその2台のピアノを弾き比べた動画も入っていま…

ショパンが聴いたショパンの響き

先日、久しぶりにCDを購入しました。日本を代表する人気ピアニストの一人、仲道郁代さんが先月リリースしたショパン「ワルツ集」です。

「音楽の科学」への期待

『「音楽の科学」で東大へ 高3ピアニスト 工学部に推薦合格』これは昨日(3月18日)、読売新聞の地域版(神奈川)に載った記事のタイトル。「音楽の科学」という見慣れない言葉に興味を引かれて記事を読んでみました。最初に私が想像したのは、音が伝わるし…

「さよならドビュッシー」を読む、観る

本屋さんで目にするたびに気になっていた「さよならドビュッシー」というタイトルの文庫本。「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した中山七里さんの作品です。

ヤマハ銀座店ピアノ売場を訪れて

All Aboutの取材でヤマハ銀座店に行ってきました。楽譜、楽器ともに国内最大級の品揃えのこちらのお店は、学生の頃からずっとお世話になり馴染みがありますが、ピアノ売場は買う予定もないのに気楽に立ち寄れるフロアではないので、銀座店がリニューアルオー…

お薦め!本当に役に立つ音楽用語事典

All Aboutに新しい記事「速い曲、遅い曲を上手に弾くコツ」をアップしました。 テンポの速い曲は、速度を上げて弾くことに意識が集中して闘争的な演奏になりがちです。また、ゆっくりした曲は音の響きが貧弱になったり、だらけたつまらない演奏になってしま…

新しい一年の始まり

2016年がスタートしました!新しいカレンダーの表紙をめくる時、数年前までは「どんな一年になるのかな?」と期待感が大きくありましたが、年々、健康をはじめいろいろと身のまわりに心配ごとが増えてくると不安感の方が大きくなり、カレンダーをめくる手も…

花咲くピアノ

クリスマスプレゼントに頂いたお花の咲いた素敵なピアノ♪ このピアノに似合う曲って何かしら?なんてあれこれ考えてみるのもまた楽しい。

リメイクピアノの魅力

All Aboutに「リメイクピアノ」についての記事をアップしました。

羽生結弦選手が滑るショパンのバラード1番とは?

フィギュアスケートNHK杯で、羽生結弦選手がショート、フリーともに世界歴代最高得点を叩き出し優勝しました!暗い話題の多い昨今ですが、久しぶりに週末夜のトップニュースがこの羽生選手の前代未聞の素晴らしい記録更新の話題で飾られました。「自分の限界…

美術展の音声ガイドで聴くピアノ曲

先日、箱根の仙石原にあるポーラ美術館へ行って来ました。緑に囲まれたガラス張りのとても素敵な美術館で、箱根に行くと必ず訪れるスポットです。

ピアノでハロウィン

明日はハロウィン!私はカナダで7年間暮らしていたことがありますが、今の日本ほどハロウィンで大盛り上がりしていた記憶がありません。ここ1~2年、わざわざ外国から日本のハロウィンを見にやって来る観光客もいるそうですから大したものですね。

見慣れた楽譜から離れる

誰でもうっかりして、自分でも信じられないようなことをしてしまうことがあるもの。先日、レッスンにいらして「あっ、楽譜を持ってくるのを忘れた!」と大慌てをした生徒さんがいらっしゃいました。

クレッシェンドとデクレッシェンドを上手に弾くコツ

All Aboutに『クレッシェンドとデクレッシェンドを上手に弾くコツ』という記事をアップしました。「だんだん強く」「だんだん弱く」のだんだんはなんとも曖昧な表現ですが、演奏する時は感覚に頼らず、あらかじめどのぐらい音量を変化させるのか楽譜をよく見…

光のプレリュード

銀座・教文館で開かれている藤城清治さんの影絵展「幸せを呼ぶ光」へ行って来ました。以前から藤城さんの影絵の大ファンですが、特にピアノが描かれている作品には惹かれます。今回も、ピアノが主役の素敵な作品が展示されていましたので、作品に添えられて…

日本語訳された曲のタイトル

先日、シューマンの『森の情景』第5曲目のレッスンをしていた時のこと。譜面に書かれたテンポと曲のタイトルが、どうも自分の中でしっくりこないというご相談を受けました。

世界一長いピアノ曲

本日All Aboutに、ギネスが認定した世界一長いピアノ曲についての記事をアップしました。 どの作曲家がつくった曲で、いったいどのぐらい長い曲なのかご興味のあるかたは是非チェックしてみてください。

ドヴォルザークの誕生日を祝して

本日9月8日はチェコの作曲家、アントニン・ドボルザークの174回目の誕生日。

ピアノを飲む

昨夜、ピアノを飲みました! ……と言っても、もちろん楽器のピアノではありません。スパークリング清酒の黄桜「ピアノ」です。

音楽の表現とは?

All Aboutに、ピアノ演奏の音量に関する記事を2本アップしました。